-
October 02, 2023
フィールドワーク2023 第2回「遥かなる森のきおく」
「縄文、遥かなる日本の祖先」
新石器時代。かつて日本列島には、縄文人と呼ばれる先住民族が暮らしていました。縄文人は、1万年以上の長きにわたり平和的で持続的な社会を築き上げており、その時代は縄文時代と呼ばれています。
暗闇の先に広がる 最後の地平、岩手。
青き山々に囲まれた、陸の奥。
厳しい自然と翻弄された歴史。
幾度も重ねられた自然との対話と、
「歴史」には登場しない無数の言葉たち。
この地で生きのびるために
人々は、祈り、耐えた。
耳をすませ 目を凝らせ
いま、深く繋がり直すとき。
縄文から蝦夷。数千年の時を超えて、
この地で自然とともに在った者たちの言葉と、
記憶と対話せよ。
心の奥底に眠る魂は呼び覚まされ、
そこにはあらゆる境界が交じり合う新たな地平が見えることだろう。
Iwate, the Last Frontier
「縄文、遥かなる日本の祖先」
新石器時代。かつて日本列島には、縄文人と呼ばれる先住民族が暮らしていました。縄文人は、1万年以上の長きにわたり平和的で持続的な社会を築き上げており、その時代は縄文時代と呼ばれています。
「歌と舞の中に」
岩手の人々には、歌と舞を演じながら、神仏や精霊への祈りを捧げる芸能の風習があります。この芸能は、多くの場合、伝統的な祭りや儀式の場で演じられ、ふるさとや家族の平安を願い、五穀豊穣、祖霊供養、悪霊退散など様々な祈りが込められます。